初めまして。野坂美紀と申します。高校三年生の頃からずっと、英語を中心に文系の科目を教えています。卒業した学校は、以下の通り。
①中学高校:セントヨゼフ女子学園
②大学:南山大学英語学英文科
③大学院:南山大学院言語科学英語教育コース
実は、②番から③番の間に、約30年の教師生活があります。3人の息子達が社会に旅立った後、学び直しをしました。最新の英語教育の世界は、目まぐるしい進歩でした。速く的確な読み、書き、話し、聴きの四つの技能を身につけために、世界では大きな舵を取っていました。
日本の英語教育もその流れに乗った形で、医学系大学の受験英語に徐々に浸透しつつあり、出題傾向にも今後変化が見られる事でしょう。
この様な状況の中、皆さんは志望校を受験される訳ですが、やはり第一に必要な事は、受け身の学びでは、とてもこの流れに追いつかないとてもいう事が挙げられます。ただ漫然と知識を受け取るのを待っている学習態度では、本番での瞬間の判断に間に合わないのです。
また、第二に、問題や課題に対する分析の目を持つ事です。マンツーマンの授業では、理想的な教師と学習者との問答が可能です。分析は、志望校では一体どんな学生を求めているのかの輪郭が見えてくるばかりでなく、難問に対して果敢に挑戦するモーティベーションを掻き立てる事にも繋がります。
残念ながらこの二点については、なかなか日本の高校英語で教えられる事が難しいのが現状ですが、本校での諸先生方との授業では、それが自然な形で可能になります。皆さん、どうか自負を持って、自らの人生を切り開いて下さい。心から応援しています。