安田賢治/大学通信常務取締役 情報調査・編集部ゼネラル・マネージャー。 1956年兵庫県生まれ。私立灘中高、早稲田大学政治経済学部卒業後、大学通信入社。 現在、書籍の編集とマスコミへの受験情報提供を担当。サンデー毎日をはじめとする週刊誌などに記事を多数執筆している。著書に『笑うに笑えない大学の惨状』(祥伝社新書)他。セント・メプレス推薦人。 |
都の西北安田賢治氏は大の阪神タイガースファン
セント・メプレスの塾生諸君、頑張ってますか?
9月に入り、センター試験まで5ヵ月足らずとなりました。
随分涼しくなりましたが、この気温の下降が底をつくころが
諸君の勝負の時です。
寸暇を惜しんで頑張っていただきたいと思います。
さて、来年度入試では慶應義塾大・医1次の試験日が、昨年より2日早くなって2月19日になります。
私立大の医学部では1月中に1次試験を実施するところが多く、
慶應の試験日変更による大きな影響はありません。
慶應の狙いは国公立大と併願をしやすくすることにあります。
国公立大・前期は2月25日から始まり、少しでも試験日が離れることによって、
地方の受験生が東京で入試を受け、家に戻ってから国公立大入試に臨めるようにするということです。
また「合格時保証奨学金制度」を新設します。
これは一般入試の成績上位者10名に、1~4年の間、
毎年200万円を給付(返済する必要がない)する奨学金です。
4年間で計800万円になります。
私立大医学部の学費は値下げが相次ぎ、従来よりも平均値は安くなりましたが、
それでも一般学部と比べて大幅に高いのが実情です。
初年度納入金がもっとも安いのが順天堂大の290万円で、
次が慶應義塾大の約378万円、東京慈恵会医科大の381万円と続きます。
もっとも高いのが川崎医科大の約1201万円で、大きな差があります。
慶應だけでなく多くの大学に奨学金制度が設けられていますから、
あらかじめ調べて利用できる制度は、積極的に活用されることをお勧めします。
何かご質問があれば、プリティ中野先生を通じて承ります。
どうぞご遠慮なく。