セント・メプレス至近のK’s KITCHEN の美味しいマスタード・スパゲティをエンジョイする吉野先生
こんにちは。
いつの間にか日がずいぶん短くなり、
街ではクリスマスソングが聞こえてくるようになりました。
センター試験、私立入試まで約2ヶ月。
受験生にとってはカウントダウンが気になるころではないでしょうか?
受験はこれまでの人生の一つの集大成、きれいにまとめあげたいですね。
以下、ラスト2ヶ月の学習について。
<過去問演習が中心>
この時期からは、自分が受験する大学やセンター試験の過去問の演習が中心になると思います。
(過去問は、夏くらいに一度は触れておくことが望ましい)。
過去問学習の目的の一つは、本番レベル・形式の問題演習をすることです。
通常の問題集は単元ごとに構成されており、
収録されている問題はそれぞれに教育的意図があります。
要するに、その単元の内容を理解しやすいような意図をもって作成されているのです。
しかし、実際の入試問題はそうではありません。
合否を分けることが目的なのですから、
不自然な問題や時には悪問と思えるものさえ存在します。
そのため、生徒は初めのうちはなかなか得点にならない場合もありますが、
演習をしていくうちに、臨機応変に対処できるようになっていくでしょう。
過去問学習のもう一つの目的は、大学ごとの出題傾向をつかむこと。
数学の場合、出題分野に極端な偏りがある大学は少ないですが、
問題量、難易度、出題形式などはだいたい固定されています。
熱心な受験生は、春先~夏ごろには『傾向と対策』を調べているでしょうが、
自分の学力が入試問題レベルまで達したこの時期に、もう一度チェックしてみましょう。
場合によっては、受験校を選ぶ際にも参考にする必要があるでしょう。
<知識の確認など>
過去問の学習をしているときに、
忘れかけている項目などが見つかる場合もあるでしょう。
忘れることはよくあることなので、
特に焦る必要はありません。
そもそも、
忘れかけている項目を洗い出すこと自体が演習の目的の一つでもあるのですから。
そういった場合には、一時的に演習をストップし、
今までに使ってきた参考書などで再確認をすればいいだけです。
演習と確認を往復していれば、頻出事項は自然に頭に残っていきます。
* * *
それでは、体調や精神状態の管理には十分気をつけて、
悔いのない受験生活を送ってください。