こんにちは。
今年もセント・メプレスの夏合宿に参加してきました。
昨年同様、生徒たちの真摯な姿勢を見ることができ、
今年度の受験に向けて、心強く感じました。
さて、夏休みも終わり、受験本番まで約4ヶ月。
現時点で自分に足りないものは何かをしっかり分析し、
この後の学習の目標を決めましょう。
ちょうど、第2回全統記述模試が実施された直後なので、それを基準に例を挙げてみます。
・よくできている大問もあるが、小問集合(=大問1)でもいくつか失点している場合
→まだ基本知識が足りていないが、知識さえ整理できれば比較的短期間で成績は上がります。
必要な単元をピックアップし、チャート系などで、期間を決めて復習しましょう。
・時間さえあればほとんどの問題を完答できるが、本番では時間が足りない場合
→時間が足りない原因はさまざまですが、
定型的な操作・計算を、考えずにできるようにすることが、
いちばん時間短縮しやすいと思います。
時間を制限しながら標準的な問題演習をしてみましょう。
解き終わった後で、もっと時間を短縮できる場面はなかったかをよくチェックすること。
・小問集合はよくできているが、大問に完答(ほぼ完答を含む)がない場合
→基本問題の繰り返し・暗記に頼りすぎていると思います。
演習用の問題集(チャート系ではないもの)を、
ヒントも駆使しながらゆっくり考えながら解きましょう。
・記述模試レベルならよくできるが、上位の模試では得点が伸びない場合
→レベルの高い受験を目指すのであれば、上位解法を習得する必要もあります。
チャートより上のテキストを1冊仕上げましょう。
残りの日数でレベルアップすべきところを把握し、努力を結果に結び付けましょう。
紅萌ゆる吉野由宏先生