五稜郭高田将史先生
頑張って医攻化第11回目をむかえました。
センター試験が終わり、私大医学部入試がはじまり、
国公立大学医学部志望者は、
2次試験対策で必死に追い込んでいることでしょう。
ひとまずセンタ―試験のことは忘れ、
2次試験の問題を解く頭に切り替えていきましょう。
特に、国公立大医学部は、ほとんどの大学が、
2次試験の点数で合否に大きな影響が出る問題を出題します。
その問題は各大学によって非常に個性的です。
特に単科医大です。
単科医大とは「~医科大学医学部」(札幌医科大学、福島県立医科大学など)のことです。
(それに対して、「~大学医学部」は総合大学(名古屋大学、三重大学、岐阜大学など)の医学部になります)
現在では、単科医大は合併して総合大学になっているところもあります。
(富山大学、福井大学、山梨大学、島根大学など)
単科医大の数学は大問1つに、非常にボリュームがあり、
計算量の多い問題が多数存在します。
これらをミスなく完答すると、センターの点数を十分にはねかえすことができます。
英語は英作文や自由英作文でも非常に差が付きます。
物理、化学、生物でもスピードをつける練習が不可欠です。
実際センターの占める割合は大きいですが、
国公立大学医学部は、各大学で前年に倍率が高かったのに
今回の入試は倍率がかなり低くなったということも十分あり得るので、
ここであきらめずに最後の力を振り絞り勉強することで本当に結果はどうなるかわかりません。
センター試験が成功した受験生でも、油断は禁物です。
2次試験の配点が高かろうと低かろうと、
2次試験の点数で逆転することは可能だからです。
それと同時に2次試験でミスをしないように細心の注意を払うことです。
センター試験後、前期日程まで1ヵ月、後期日程まで1ヵ月半あります。
数学、英語、物理、化学、生物のうちの4科目です。
力いっぱいがんばってください!1題でも多く問題を解いてください!
完全にセンター試験が芳しくなかった生徒にとっては、
精神的にきつい時ですが、ブログを読んで気持ちを強く乗り越えていってほしいです!
受験生の合格を心からお祈り申し上げます。