新年明けて一発目のブログということで、
回はこれまでの人生で自分の心に刺さった名言集を、
皆様にお届けしたいと思います。
まずは、物事を継続するための言葉です。
『長く続けるコツは、ダメなとき、いかにローギアでいくかです。』
勉強の計画を立てた直後や、
模試で良い結果が出たときには、
みなさん張り切って勉強しますよね。
調子のいいときにはたくさん頑張れるし、
成績もたくさん伸ばすことができる。
しかしながら、これはみんな同じなんです。
誰だってやる気のあるときは頑張れます。
なので、この時期にいくら頑張っても、
他との差を広げることはできない。
では、他との差がつくのはどんな時期でしょうか。
それは調子の出ない時期、
つまり、しばらく勉強したのに結果が出ないときです。
生徒との会話の中で、
『先生、勉強したのに点数が上がらないです。私には数学向いてないです。』
という言葉をよく聞きます。
それは困ったなと思い、どれぐらい勉強したのか聞いてみると、
たいていは3か月前後、あるいはそれ以下と答えます。
私はその言葉を聞いて安心するのです。
教える方の立場から言わせてもらうと、
ハッキリ言ってそれはまだ勉強したうちに入らないし、
3か月程度頑張っただけで成績が伸びるなら、
塾に来る必要はないです。
まぁそれは置いておくにしても、
ここで私が言いたいのは、
ダメなときこそ工夫して乗り越えてくださいね、ということです。
結果が出ないならそこで諦めるのではなく、
その原因を追求すること。
ただし、ムキになりすぎて燃え尽きてはいけません。
正しい方法で頑張っていれば、いずれなんらかの形で結果は出てきます。
そしてモチベーションが上がってきたら、また爆発的にやればよいのです。
それまでは、ローギアで、根気よく頑張りましょう。
2つ目は、疲れの原因に関するお言葉。
『本当の疲れの原因とは、実は、「やったこと」ではなく「やっていないこと」である。』
これは私自身『なるほどな』と思いました。
たくさん作業をした後というのは、確かに疲れますね。
しかしながら、もしその日のノルマをクリアしたのであれば、
達成感を得ることができ、疲れているのにも関わらず、気持ちよく眠りにつくことが出来ます。
しかし、どれだけの量をこなそうとも、その日のノルマを達成できなければ、
気持ちよく眠ることが出来ません。
大切なのは、ノルマの定め方です。
受験に向けて、やらなければいけない量というのは確かにあります。
しかし、それにとらわれすぎるあまり、
自分のキャパシティを大きく超えるノルマを設定し、
それをクリアできないまま、なんとなく締まりのない日々を送るのは危険であり、
計画を立てた意味がなくなってしまいます。
自分にとってギリギリいけるぐらいのノルマを立て、
毎日やりきることで、心の疲れを取りつつ、
自信へとつなげていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は、以上の2つにとどめておきます。
次回からも、私自信の心に響いた名言集をお届けしていきます。
みなさんの心を動かすワードが少しでもあればと思います。
それでは、新年がみなさんにとって飛躍の1年になりますように。
ドラゴンスター山下(名古屋大学理学部数理科学科)