で、英文科を選んだのだったが
肝心の英語が最大の苦手科目だったのだから
我ながらどうかしてるぜ、とは思わなかった。
不思議に。
本当のところ
苦手という言葉があたっているとも
思えなかったのだ。
全然。
一定期間継続的に努力を傾けてもなお
成果の兆しすら見えてこないのなら
苦手だ、と言う資格があるのだろうが
自分にはそんな資格などこれっぽっちもないと
わかっていた。
重々。
例え話をするなら
他人より2年ばかり遅れて
テニスを始めたとすれば
周囲よりへたくそなのは仕方がないわけで
それでテニスが苦手ということにはならないだろう。
2年の空白を埋めるために猛練習あるのみだ。
そう覚悟した。
プリティ中野