この夏休みを利用して、どこの町にも大衆文化として生活に結びついている
盆踊りがあります。この起源を訪ねて念仏踊りの調査に出かけました。杜若
等学校長鈴木利介先生のご案内で「綾戸の夜念仏」を調査研究しました。
「綾渡」は、足助町(豊田市)から約5キロ、標高500メートルやまあいにある。この村に人々が暮らし始めたのは、縄文時代中期の頃であると言われています。時代を経て、平安時代、その当時天台宗の寺院が点在していたと言われています。
鎌倉時代になって、当地の僧が念仏踊りをとり入れて村人たちの盆回向をしたものと思われます。その回向が「夜念仏」となり今に続き国指定の文化財となっています。