藤田医科大学の「ふじた未来入試」の出願開始まで、いよいよ残りわずかとなりました。
出願を目前にして、「今から対策を始めても間に合うのか」「何を優先すべきなのか」と不安を感じている方も少なくないでしょう。
しかし、ここから大切なのは、やみくもに対策を広げることではありません。ふじた未来入試で何が評価されるのかを把握し、試験本番までの限られた時間で取り組むべきことを整理することが重要です。
本記事ではふじた未来入試の特徴を踏まえ、出願直前の時期からでも取り組みたい対策を、詳しく紹介します。
藤田医科大学医学部の「ふじた未来入試」は、一般選抜とは異なり、学力だけでなく、医師として必要な資質や能力を多面的に評価する総合型選抜です。一般枠と独創一理枠があり、それぞれ出願資格が定められています。どちらの枠も、2027年3月に国内の高等学校または中等教育学校を卒業見込みの現役生が対象です。独創一理枠では、これらに加えて藤田医科大学の大学・短大卒業生の2親等以内の親族であることが必要です。
学力試験は英語・数学の2教科に加え小論文と、2次試験では個人面接、グループディスカッションが行われます。つまり「学力だけで勝負する」というより、学力に加えて自分の考えを表現する力や他者と協働する力、藤田医科大学で学びたいという目的意識などを総合的に示したい受験生に適した入試といえます。
一般枠と独創一理枠から合計で12名の合格者が選抜されます。選抜順は、
①独創一理枠の出願者の中から、総合得点が補欠合格ライン以上の者を最大で3名まで合格とします。
②残りの募集人員(9~12名)は、出願枠を問わず総合得点が高い順位に合格とします。
※独創一理枠出願者の中に、補欠合格ラインを超える者がいない場合は、独創一理枠での合格者は0人となります。
2027年度から一次試験において、数学Ⅲ、数学B(統計的な推測)が出題範囲に追加されました。現時点でほかの教科について、大学から変更の発表はありません。
※2027年度の正式な試験時間・配点などは、10月公開予定の学生募集要項で最終確認する必要があります。
[一般枠]と[独創一理枠]合わせて12名
| 対象 | 備考 |
|---|---|
| 現役のみ | 合格した場合、本人及び保護者が入学することを確約できる者(ただし、国公立大学医学科の総合型選抜・学校推薦型選抜又は一般選抜前期日程に合格した場合に限り辞退を認める) 卒業後に、藤田医科大学の教育、研究、臨床の分野で貢献する強い意志を有し、藤田医科大学講座が基幹となる専門研修プログラムへの参加を確約できる者。ただし、各プログラムへの参加に際しては、採用基準を満たす必要がある。 |
| 対象 | 備考 |
|---|---|
| 現役のみ | 藤田医科(大学・短大)卒業生(学部は問わない)の2親等以内の親族。 卒業後に、藤田医科大学の教育、研究、臨床の分野で貢献する強い意志を有し、藤田医科大学講座が基幹となる専門研修プログラムへの参加を確約できる者。ただし、各プログラムへの参加に際しては、採用基準を満たす必要がある。 |
| 2027年度試験日程 | |
|---|---|
| インターネット出願期間 | 10月1日(木)~10月30日(金) |
| 提出書類の郵送締切日 | 11月2日(月) [必着] |
| 一次試験 | 11月8日(日) |
| 一次試験結果発表 | 11月13日(金) |
| 二次試験 | 11月22日(日) |
| 合格発表 | 11月30日(月) |
| 提出書類 | 必要数 | 備考 |
|---|---|---|
| 出願確認票 | 1枚 | |
| 調査書(2026年4月以降発行のもの) | 1通 | 第3学年1学期までの成績を含んだもの |
| 推薦書 | 2通以内 | 志願者がどのような形で本学に貢献できるか説明できる者の推薦書 |
| ビジョン12(課題レポート) | A4/1枚 | 入学後12年間のビジョンをまとめたもの |
| 承諾書 | 1通 | 不同意離脱に対する承諾 |
| その他※独創一理枠出願者のみ | 各1通 | 2親等以内の親族の本学卒業証明書(大学・短大) 受験生本人と卒業生との2親等以内の関係を証明する公的書類(戸籍抄本等) |
| 教科 | 科目 | 時間(分) | 配点(点) |
|---|---|---|---|
| 英語 | 英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ | 90 | 100 |
| 数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(数列、統計的な推測)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面) | 90 | 100 |
| 小論文 | 文章や図表の読解力、論理構造の認識力、問題解決能力、提案能力、またそれらを的確に文章表現する力を評価 | 50 | 40 |
| 教科 | 内容 | 配点(点) |
|---|---|---|
| 講義課題 | 50分×2コマ / 60点 理解力・思考力・表現力を評価するため、20〜30分の講義を聴いた後で、講義内容に 関する論述問題に解答 | 60 |
| 面接接(個人面接・グループディスカッション) | 個人面接では、MMI(マルチプル・ミニ・インタビュー)や過去の具体的行動事例等を通じて、アドミッション・ポリシーで求める人物であるか評価します。また、ビジョン12に記載した内容に関する質問や、英語の「聞く力」「話す力」を評価する質問もします。 グループディスカッションでは、提示された課題についての5〜6名のディスカッションを通して、積極性・協調性・リーダーシップ・論理性・コミュニケーション力を評価します。 | 150 |
※二次試験では高校の制服を着用しないでください。
※ 一次試験の小論文40点と二次試験の講義課題60点、面接150点の合計250点を200点に換算します。
特に対策しておきたいのがMMIです。
MMIでは、提示された状況に対して「自分ならどう行動するか」を考え、その理由を説明する力が求められます。また、過去の具体的な経験について質問されるため、単に模範回答を暗記するだけでは対応しにくい試験形式です。
大学が公表している選抜内容では、主に以下のような力が評価対象となっています。
ふじた未来入試の過去問は過去2年分が藤田医科大学で公開されています。
ふじた未来入試2026年度入学試験問題確認はこちら
ふじた未来入試2025年度入学試験問題確認はこちら
また、「入試情報の公表に関する質問シート」を使用して問題の内容について質問することもできます。詳しくはこちらをご覧ください。
セント・メプレスでは、ふじた未来入試上合格者、現役藤田医科大学医学部生による藤田医科大学「ふじた未来入試」のための特別対策講座を開講します。

前述のとおり、ふじた未来入試では一般的な面接対策だけではなく、MMI(マルチプル・ミニ・インタビュー)やグループディスカッション、これまでの経験や将来像を問う質問など、医科大学ならではの多面的な対策が求められます。
そこで本講座では、ふじた未来入試の試験形式に合わせた特別対策を行うとともに、医科大学入試全般に精通した講師陣が、受験生一人ひとりの強みや課題に合わせて指導します。
| 内容 | 時間 | |
|---|---|---|
| 午前の部 | 集団討論特訓 | 9:00~12:00 |
| 午後の部 | MMI特訓 | 12:40~14:40 |
本番を想定した実践形式で、意見を伝える力だけでなく、相手の意見を聞き、議論をまとめる力まで徹底的に鍛えます。実践後には一人ひとりにフィードバックを行い、改善点を明確にします。
ふじた未来入試のMMIを想定した実戦形式の特訓。さまざまな状況や質問に対して、限られた時間で考え、自分の言葉で答える力を養います。ふじた未来入試合格者からの実践的なアドバイスも受けられます。
MMIは藤田医科大学以外に、東京慈恵会医科大学、東京医科大学、東邦大学医学部、昭和医科大学、川崎医科大学でも一般入試で実施されるので、これらの大学志望者も第二部への参加は試験対策としてお勧めです。
ふじた未来入試の対策だけにとどまらず、私立医学部をはじめとする医科大学入試全般に対応できる講師陣がそろっていることも、セント・メプレスの強みです。
医学部入試では、大学ごとに求められる人物像や試験形式、面接・小論文の傾向が異なります。
だからこそ、特定の大学の形式だけを覚えるのではなく、医学部入試で求められる考え方や伝え方を身につけることが重要です。
「ふじた未来入試に向けて、何から対策すればいいかわからない」
「MMIやグループディスカッションを実践的に練習したい」
「藤田医科大学以外の医学部受験も視野に入れて対策したい」
という方にもおすすめの講座です。
ご興味のある方は、本ウェブサイトのお問い合わせまたは、お電話よりお申し込みください。