紅萌ゆる吉野由宏の桜満開日記　その六

◎いよいよ受験までわずかになりました。
ここからは精神力の勝負になってきます。
毎年のことですが、この時期から調子が上向いていく生徒と、
逆に沈んでいく生徒の差は歴然。

その差が合否を分けるケースも少なくありません。
受験生の皆さんは、とにかく気持ちをポジティブに、
自分を、これまでの努力を信じて、
嘘でもいいから明るく、悩むより開き直っていきましょう。

また、周りのサポートも大切です。
さすがに忌言葉までいつも注意している必要はありませんが、
生徒の気分が少しでもよくなるよう、ご家族の方々もご協力をお願いします。

受験生のこの時期からの学習を考える上で重要なのは、
短期間かつ具体的な計画をたてること。
「今日から３日間で○○の単元の見直しをする」くらいがちょうどよいでしょう。
いろいろ不安になり、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という気持ちになりがちですが、
先のことを考えるよりも目の前のことをひとつずつ解決していくようにしましょう。
目線を下に落とし、足元を見ながら走る感じで。

・スピードアップ
センター試験・私立医学部の入試ではスピードが命。
最後の１～２か月は試験と同レベルの問題をたくさん解き、瞬発力を上げましょう。
試験本番で、見た瞬間に解き始められる問題が増えれば、
その分の時間を他の問題にあてることができます。
そのためには何よりも経験量！

・基本の見直し
問題演習とともに、基本事項の見直しもしたいですね。
単元を決めて、教科書や基本解法集＝チャート系（自分が普段から使っているもの）を
もう一度見直せば、意外な盲点が見つかったり、新たな発見があったりします。
どうしても忘れがちな公式・解法はこの時点でチェックしておき、
直前（試験数日前～当日）に確認できるようにしておきましょう。

・ミスを減らす
ドラゴンスター山下先生のコラムを参照。

ここをクリック⇒山下龍星チューターの記事

自分のミスを分析し、頻繁に犯すミスについては１週間で１つなくすのを目標に。
「今週は○○に気を付ける」という感じで。

急に寒くなってきましたが、体調管理には充分気を付けて、後悔しない日を送ってください。

紅萌ゆる吉野先生