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  • 吉川和宏の現代教育を斬る! 「だから講師は辞められない①」
  • はい、日本史の吉川和宏です。
    いやぁ~(-_-;) 随分とサボってしまいました。
    ここに寄稿するのもほぼ1年のブランクを作ってしまいました。
    教育現場で実際に感じる矛盾を“公の場”にさらけ出して、
    このYoshikawaが論評する・・・なんて勢いで中野学長から1ブース頂いたのに、
    ご無沙汰してしまったことに深く反省(;^ω^)

    昨日、久しぶりにメプレスの日本史Bに参戦しました。
    私大一般受験を目前にした女子生徒を担当したのですが、
    いえ、これまでにも定期的に授業を行っていたのですが、
    気休めではなく、
    その生徒が明らかに実力をつけていることが授業を通して実感できました。

    あらためて、受験生の力ってのはスゴいものだと思えました。
    この上は何が何でも朗報を聞けることを切望します。

    受験生が孤独に戦うのではなく、
    その中に講師として立ち入ることをその受験生本人から許される・・・

    “だから講師は辞められない(^^♪”
    声優の山寺宏一氏も、確かこんなタイトルの著書を出していたような・・・

    舞台は変わって、僕が普段ホームグラウンドにしている小幡の学習塾。

    ここでも今、中3の受験生が奮闘しています。
    土日、祝祭日返上で、来週から始まる私立高校入試の受験勉強。
    やはりここでもYoshikawaは社会科を担当しています。
    生徒も多種多様で、
    ネーデルラントをおもちゃ屋の“ネバーランド”と答えるヤツがいるかと思えば、
    ヨーロッパとアジアを分ける“ボラポラス海峡”といった
    「世界ふしぎ発見」レベルの難関私立高校の問題をサラリと答える生徒もいるから、
    おもしろいものです。

    よく「Yoshikawa先生は女子生徒の指導しかしない。」などと、
    男子生徒から根拠のない批判を耳にすることがありますが、
    それは勘違いというものです。
    僕にとって受験生はみな平等かつ公平です。
    ただ、なぜかしら僕の周りに集まってくる生徒に女子が多い・・・というだけのことです。

    僕の仕事は、何も授業をやるだけではありません。
    授業が終わって最も願うのは、
    生徒が家庭でもYoshikawaの授業を学ぶことはできないだろうか、
    そうすれば授業で聞き逃してしまったこと、
    定着が薄い個所を、落ち着いて復習できる・・・僕にとっての長年の課題でした。

    昨年の夏、僕は歴史分野の大正時代の講義録
    (授業を録音して、しゃべった内容をそのまま紙面に載せたもの)を作って、
    中3生に配布しました。
    後日、Mさん(やはり女子ですが)が僕のところにやってきて、
    「流れがものすごくわかりやすいです(^◇^)」と書評をしてくれました。

    もう一人、こちらもM君、なんと某他塾の友人の生徒にコピーして渡してくれたとか。
    純粋に喜んでくれるMさんや、
    まるで自分のことのように講義録を自慢してくれるようなM君の行動が、
    僕の原動力と言えるのかもしれません。

    冬に入った頃、現代の世の中の利便性をとことん利用することを考えました。

    まずビデオカメラと集音マイク、三脚を購入し、
    パソコンソフトの「動画編集プロ」を通販で取り寄せ。
    某衛星予備校のマネをしてやろうと思い、
    60分の歴史の授業を収録、
    そのままYou tubeにアップしてみました。
    神の授業

    ついでにこんなのも!名古屋のK学院高校の文化祭で。
    文化祭にて 吉川の大捜査線

    全国レベルのYoshikawaではないので、視聴件数が何十万とはいきませんが、
    それでも千回を超え、「早く続編を!」の声を数多くもらいました。
    今日、何気に自分の動画を見てみたら、北海道の受験生の方からの好評がアップされていました。
    現在滞っている講義録の本屋での出版を、
    期待してくれている受験生や卒業生もいます。

    最近になって、僕の心境が変わってきたことも事実です。
    僕は今、愛知県の私立高校を2つ、
    メプレスを含めて塾2つ、
    PSESから私立大学へ出向といった仕事をしています。

    が、正直、学校現場での授業というものに対して、魅力が欠け始めている・・・・・・・・・ようです。
    逆に塾で、授業の力量を生徒から評価されることに、
    今更ながら“充実感”を覚えているようです。

    「勉強したかったら塾へ行きなさい。」などと受験生に平気で言えるような教師、
    僕の周囲にもいます。
    「生徒には教科書が渡されているから、
    授業のことはさほど気にしなくてもいいんです。
    我々教師にはもっと大切な仕事がありますよ。」
    などという人物が“教諭”として存在する、ヘンな世の中です。

    が、「社会なんでホンッとにつまらん教科だと思っていたけど、
    Yoshikawa先生の社会は聞かないといかんと思うようになった。」
    と言ってくれる生徒がいる限り、僕は講師でいたいと思うし、
    講師という路線でこれまでやって来られたことを誇りに思います。

    2016.1.30  自宅にて

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    吉川ファンのかつての教え子と

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    吉川先生はまたガンダム信者でもある。

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