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講師コラム

頑張って医攻化 第14回目です。今回は記憶について書きます。

人間の記憶には、短期記憶と長期記憶があります。

短期記憶は一時的な記憶で、長期記憶は忘却しない限り、死ぬまで保持される記憶です。

受験勉強において、一つでも多くの短期記憶を長期記憶に変えていくことが肝要なのです。

記憶(ウィキペデイア)

記憶を維持するには繰り返すこと、つまり反復が重要です。

特に覚えはじめの内容は、覚えてから復習するまでになるべく、日をおかないことです。

そして覚えたと思った内容でも、

何日か後にまた覚えているかどうかの確認を繰り返すことを絶対に忘れてはいけません。

さらに、ある事柄を覚えたら必ず次の日にもう一度覚えなおすことです。

新しく記憶したことは一日経つと、半分かそれ以上は忘れてしまうので、

必ず一日後に復習して、記憶を強固なものにしましょう。

受験勉強でいうと、全ての科目につき、最低週に一度は必ず触れることです。

それは国公立理系の受験生であれば、

国語、社会も含めて週に一度は必ず触れてほしいということです。

加えて、文章の音読もおすすめです。

音読を毎日5分間つづけると、短期記憶力を伸ばすトレーニングになります。

また、どうしても覚えられないものは、語呂を使うのがよいです。

語呂のリズムは記憶を呼び起こすきっかけになるからです。

生物の呼吸商であれば、糖は、「とう(10)」なので、1.0,

タンパク質は、タン「パ(8)」クなので、0.8,

脂質は、し「しち(7)」で0.7という具合です。

語呂といっても様々ありますが、その多くはこの例のように実にシンプルなものなのです。

また、記憶することにおいて、睡眠や栄養も重要です。

2~3時間睡眠で勉強をつづけても、かえって効率が悪いのです。

今回は以上になります。

それでは次回まで頑張って医攻化!

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五稜郭高田と理科大渡辺君(右)

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