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    みなさんこんにちは!
    ドラゴンスター山下です。
    第9回目を迎えました数学物語、今回は『ケアレスミスの考え方について』です。

    まず、ケアレスミスとは具体的にどういう意味なのでしょうか。
    辞書を引いてみると、
    ケアレスミスとは- 不注意による誤り。軽率なまちがい。とあります。
    つまり、本来の能力が発揮できれば解くことが出来るはずの問題を、
    気の緩みや焦りなど何らかの要因のせいで落としてしまうという、非常に勿体ない間違いです。

    みなさんは、ケアレスミスをしてしまったことがありますか?
    おそらくほぼ全ての受験生が一度は経験したことがあるかと思います。
    模試が終わった後、『うわぁ、この問題、本当ならできたはずなのにー(:_;)』という声をよく聞きます。
    確かに悔しいですよね。ですが、うっかりミスがあるのは仕方ないことです。
    人間なのですから。
    問題なのは、それをどう捉えるかという事です。

    自己採点のときに、ケアレスミスに気が付いたとします。
    ショック!勿体ない!この間違いさえなければなければA判でてたよ!
    ここまでは良いのです。問題はこの後です。
    志望校に受かる人は『なんでケアレスミスしてしまったんだろう?』と原因を探ります。
    それに対し、落ちる人は
    『今回はたまたまうっかり間違えちゃったけど、頭ではわかっているし次は余裕でしょ』と
    スル―してしまいます。

    ケアレスミスを甘く見てはいけません。
    極端な話ですが、同じ80の力を持っていたとしても、
    実力を100パーセント発揮できる人は80点取れますが、
    ケアレスミスが多い人は80パーセント程度の力しか発揮できず、64点になってしまいます。
    A判定の人だったらまだ合格できるかもしれませんが、
    B判定やC判定の人はこの失点によって落ちることも有り得ます。
    実際、毎年多くの合格ボーダー周辺の受験生がケアレスミスにより合格を逃しています。
    よくできる生徒の中には、英語や数学の勉強を極めるよりも、
    このケアレスミスを失くすことの方が合格するための近道になることすらあるぐらいです。

    このように気を付けておくべきケアレスミスの問題ですが、
    こういったミスを減らしていくには具体的にどうすればいいのでしょうか?

    これは非常に難しい問題になりますが、数学についてだけお話します。
    まず、数学のケアレスミスで最も多いのが計算ミスですね。
    これは僕自身、現役の頃にかなり苦労しました。
    対策としては、朝起きて勉強を始める前に10~20分程度、
    高校生用の計算ドリルをやることなどが挙げられます。
    今更ドリルなんて..と思う人もいるかもしれませんが、
    朝の頭を目覚めさせる効果もあり、意外におすすめです。
    ポイントは、本気のスピードでやること。
    これにより、センター数学の時間制限にも負けない計算能力も少しずつついてきます。
    あとは、普段の生活に計算をとりいれること。
    自転車通学のときに、自分の前に停止した車のナンバープレートに書いてある数字を、
    左右で掛け算したりするとよいでしょう。

    次に多いミスは、問題の読み間違い、取り違いです。
    はっきり言ってこの間違いが多い人は非常に苦労することになると思います。
    ですが、直さないと受かりませんから、諦めず頑張りましょう。
    まずは数学と仲良くなれるように、努力しましょう。
    数学と仲良くなるには、以前にもお話したように、
    問題を深くまで考え、物事の根底にあるものを掴むことです。
    ただ計算をこなすのではなく、いま自分が何をやっているのかを考える習慣をつけましょう。

    それから、普段からぼーっとして過ごさないこと。
    普段の生活の積み重ねは、受験という修羅場で最もはっきりと表れます。
    人生は常に勉強です。
    歩みを止めたら朽ち果ててしまいます。
    受験期間においては尚更です。
    毎日成長していくことを心掛けてください。

    ケアレスミスを見つめて直すことは普段の生活、
    飛躍してしまえば人生を見つめなおすことにつながります。
    ぜひ、今日から実践していってくださいね。

    頑張れ受験生\(^o^)/

    名大理学部数理学科山下龍星

     

     

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