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  • みなさんこんにちは!ドラゴンスター山下です。
    数学物語第20回、今回はモチベーションについてお話ししたいと思います。

    みなさん、長い受験生活の中で、
    どうしてもやる気が出ないときって、ありますよね。

    そんなとき、『モチベーションが上がってこないなぁ』などという言葉を使っていませんか?
    モチベーションは、長い受験生活を乗り切るうえで、非常に大切な要素の一つです。
    今回はそのモチベーションの重要さと、
    どうすればモチベーションを維持できるのか、
    その方法についてお話したいと思います。

    そもそも、モチベーションとは、一体どういった意味を持っているのでしょうか。

    三洋堂辞書サイトには、次のように書いてあります。
    ≪モチベーションとは、意欲の源になる『動機』を意味します。例えば、ある人が「仕事を頑張りたい」という意欲を持っているとすると、その意欲の源になる「お金がほしいから」「彼女にモテたいから」などの動機づけこそが、まさにモチベーションということになります。もっとも一般には、この動機の結果として現れる意欲(=仕事を頑張りたいという気持ち)の方を、モチベーションと表現しているようです。≫

    これは意外だと思った人も少なくないのではないでしょうか。
    モチベーションとやる気は別物なのです。
    やる気を生み出すためのきっかけ、
    動機づけこそが、モチベーションなのですね。

    勉強をやるうえで最も大切なことの一つが集中力です。
    集中力が散漫になってしまうと、せっかく長い時間勉強していても、ほとんど頭に残らないのです。
    この集中力をあげるために必要なのがやる気ということになります。
    そしてそのやる気を引き出すための原動力として、モチベーションが存在します。
    モチベーションを生み出さない限り、勉強内容はなかなか頭に入ってきてはくれません。
    逆に言えば、このモチベーションをうまく作り出しつづけることこそ、合格への近道だと言えるのです。

    では、この大切なモチベーション、どうやって維持していけばよいのでしょうか。
    これに関しては本当に人それぞれでやり方が違うので、
    いくつか例をあげることで参考にしてもらいたいと思います。

    まず、例えば自分の場合は、
    知能系や受験系のドラマや映画に強く影響されていたのを懐かしく覚えています。

    例えば、中学校2年生のときに見た映画『デスノート』では、
    主人公とライバルの、かなりハイレベルな頭脳戦が繰り広げられます。
    自分はこれを見て、
    頭良い=かっこいい⇒勉強しよう!
    となりました。(めちゃくちゃ単純!)

    また高校3年生のときには、
    受験生活の中で唯一安らぎの時間だった食事の時間中に、
    YouTubeで『ドラゴン桜』を見ていました。
    このドラマも、阿部寛演じる主人公の意識がとても高く、
    受験勉強を楽しく乗り切る動機づけ、
    いわゆるモチベーションになっていました。
    以上は映画やドラマに影響されやすい人におすすめの方法になるのかなと思います。。

    私自身の体験談はここまでになりますが、
    他にもモチベーションの保ち方はあります。
    例えばプチ目標&プチご褒美型です。
    まず、比較的短いスパン(一か月以内)で目標を設定します。
    このときのポイントは、達成するのはかなり難しいけれども、
    頑張れば確実に達成できる目標を設定することです。
    (次の模試で偏差値65を超える、などという目標は、
    頑張るだけでは確実に達成できるとは言えないので×です。
    この参考書のこのページまでを完璧に理解する、などが○ですね。)
    そして、目標と同時に設定するのが、その目標レベルに見合った自分へのご褒美です。
    ご褒美については、その後の勉強を妨げるもの以外ならなんでも構いません。
    丸一日寝る、好きなアクセサリーを一つ買う、一回だけ友達とカラオケに行く、などですね。

    さらには、こんなモチベーションの保ち方もあります。
    “合格する理想の自分を演じる”型です。
    まず自分なりに『志望校に合格する人』を思い浮かべます。
    そしてなにをするにもとにかく、合格する人ならこうするだろうな、という考えで動きます。
    最初はドラマの主人公になったつもりで演じてもらって構いません。
    少しずつ自分のものにしていけばよいのです。
    そうするうちに、自然と自分に自信が持てたりするものです。

    いくつか例を挙げましたが、モチベーションの保ち方は十人十色で、
    それぞれ自分に適した維持の方法というものがあります。
    なので、みなさんなりにいろいろと試しながら受験生活を乗り切っていくことになるのですが、
    最終的に全員に共通して言えることは、『成績UPこそ最大のモチベーションである』ということです。

    しかし、最後に一つだけ注意してほしいことがあります。
    勉強を始めたら、すぐに成績が上がるわけではないということです。
    勉強開始から結果が出るまで、およそ3か月はかかるということはよく言われます。
    勉強を頑張りはじめて、1か月後に行われる模試の結果は、
    勉強開始からおよそ2か月後に返却されるわけですが、
    たとえそこで結果が出なくとも、とりあえず一つ踏ん張ってモチベーションを維持すること。
    そんなに早く結果が出る人の方が珍しいのです。
    十分に頑張りもせずに、
    『自分には向いていない』と結論づけてしまう人が非常に多いのが事実です。
    もうひと踏ん張りしたら才能が開花するのに、非常に勿体ないことです。
    みなさんはそうならないように気を付けましょうね。

    今回はモチベーションの定義と、その保ち方についてお話しさせていただきました。
    大学受験から合格までの過程は、人生一度きりです。
    みなさんなりのモチベーションを見つけて、受験生活を楽しみながら送っていきましょう!

    名大理学部数理科学科 山下龍星

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    セント・メプレス第2回合格祝賀会でのドラゴンスター山下

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