講師コラム
みなさんこんにちは!
ドラゴンスター山下です。
数学物語第16弾です。
今日のテーマは、『センター試験後の第一歩』です。
まずはじめに、受験生の皆さん、センター試験お疲れ様でした!
これまでの努力の成果は出せましたでしょうか。
もちろん、よくできた人もいれば、なかなかうまくいかなかった人もいると思います。
ですが今回、どちらの方にも言いたいことは、
『センター試験がゴールではない』
ということです。
センター試験がうまくいった人は、その結果に満足して油断してしまったり、
あるいはいわゆる“燃え尽き症候群”になってしまわないように注意しましょう。
センター試験はゴールでは無く、受験の開幕戦です。
ここからが本番で、ここから頑張っていくことが大切なのです。
そのためには、センター試験が終わったら出来るだけ早いうちに、
二次試験までの計画を立てておくことが重要です。
たとえ最初は集中できなくとも、
やらなければならない量を日割りにしてノルマを作り、
まずはとにかく手を動かしましょう
次に、残念ながらセンター試験があまりうまくいかなかった人は、
必要以上に落ち込んだりしないようにしましょう。
人生での失敗において、反省は必要ですが、落ち込んでいる暇はそうありません。
受験生という立場であればなおさらです。
そうならないためにも、センターの得点をしっかりと受け止め、
それをもとにして、早めに志望校をきめてしまいましょう。
目標やビジョンをはっきり描くことで、
二次試験対策に集中できるようになるはずです。
以上のことをしっかり頭に叩き込んで、
今日からまた一歩ずつ、確実に前に進んでいってください。
ちなみに数学に関しては、センター試験のスピード重視の解き方から、
じっくりと解答を作成することに脳を切り替えないといけません。
入試問題集を挟んだ後、過去問をやるのが王道だと思うので勧めておきます。
最後に、先ほど『センター試験がゴールではない』ということを言いましたが、
それは受験期全体にも言えることです。
大学受験はゴールではなく、人生の大切な通過点の一つです。
志望校に受かることよりも、そこでなにを学び、どれだけ人として成長できるかが最も大切なことです。
そのことを念頭に置いて、残り少ない受験生活を、楽しんで過ごしてもらえれば幸いです。
頑張れ受験生!!
名古屋大学理学部数理科学科 山下龍星