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  • 花城勇人の名大医学部物語~第7回~
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    前回の登場からあまり日が経っていませんがまた書かせて頂きました。

    突然ですが、なんと!本文章は当初より二部作の予定でした!
    そして今回は、その後半をお届けしたいと思います!
    (前回の原稿に書き漏らしたことがあるなんて恥ずかしくて言えません…)

    前回の記事では、「これまで」と「これから」についてつらつらと書いてきましたが、
    今回は肝心の受験当日のメンタルの保ち方について触れたいと思います。
    まず、僕の受験生当時のことを振り返り、
    特に受験会場で起きたメンタルの問題について考察したいと思います。

    受験生の皆さんなら一度は体験したことがあるかもしれませんが、
    不思議と受験会場では周りの人が皆頭のよい人たちのように思えてくるんですよね。

    それにその人が眼鏡をかけていたりすると尚更です。
    それに、周りから聞こえてくるペンの走る音が
    自分以外全員がとんでもない速さで順調に解き進めていっているように聞こえ、
    テスト合間の休み時間に聞いてしまった見ず知らずのライバルの解法が正しいように聞こえ、
    自分が落ちたんじゃないかと慌てる。

    そんな経験があります、よくあることです。
    こうやって次第に焦っていくんです、
    おまけに自分が少しでも解けない問題があったりすると……パニックですね。

    ここで今書いた受験当日のメンタルに特有な現象が見当はずれであることを証明しましょう。
    いいですか、まず眼鏡をかけている人は目が悪いだけです。
    カリカリと四方から聞こえてくるペンの音は、
    一生懸命名前をきれいに書こうと無駄な努力しているんです。
    休み時間に聞いてしまったライバルの解法は間違っています。
    どうです、納得頂けましたでしょう?…とは行きませんよね。

    わかってます、なぜならとても強引で根拠のない推察だからです。

    ここで皆さんに強く訴えたいことがあります。
    それは皆さんが受験当日陥るパニックも、今の理論同様、全くどこにも根を生やしていません。
    確かに眼鏡をかけている全員が目が悪いというのは強引です、
    伊達メガネかもしれませんからね。
    けど自分より頭がよいと考えるのは同じくらい見当違いです。
    また確かに何度も名前を書きなおす人なんていないでしょう、
    ですが本当は計算が合わなくて計算用紙にやり直しているだけかもしれませんよ。
    ライバルの解法が間違っていると決めつける、これは過度な御都合主義と言わざるを得ません、
    しかしそれは自分の解法が間違っている等証拠にはなりません。
    第一、たとえその問題を落としても他が解ければいいのですから。
    要は、メンタルなんて捉え方ひとつでどうとでもなるし、
    その捉え方というのはプラス方向、マイナス方向、どちらに考えるにしろ根拠はありません。
    どうせなら、プラス方向に考えればいいじゃないですか、自分は受かると。

    以上をまとめると、受かるかどうかは発表までわからないので、
    自分を信じて解き切ってください。
    同じ受験会場にいる人は同じくらいの実力を持った人たちの集まりなので、
    周りの人全員が自分よりできるなんてありえません。
    どうせ根拠のない思い違いをするなら良い方向に考えましょう。ということです。

    皆さんの合格を心より願っています。

    名古屋大学医学部医学科3年 花城勇人


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